研究者のDX学習帳

材料メーカー研究所の若手が未経験から本気で学ぶ等身大のDX成長記録

Lv17:研究者は、どこまでDXに関わるべきなのか

― 研究とDXのちょうどいい距離感 ―

この記事でわかること

  • 研究者にDXが求められる理由

  • すべてを背負わなくていい理由

  • 現実的な役割分担の考え方


はじめに

DXの話を聞いていると、
こんな不安を感じることがあります。

「研究もしながら、DXもやるのか。」

正直、
かなり大変そうです。

研究者は研究が本業。
ITや仕組み作りの
専門家ではありません。

では、
研究者は
どこまでDXに関わるべきなのか。
自分なりに整理してみました。


研究者にしか分からないことがある

まず前提として、
研究者にしか分からないことがあります。

  • どこが本当に困っているか

  • 何が研究のボトルネック

  • どこが重要で、どこは妥協できるか

これらは、
外から見ただけでは分かりません。

だからこそ、
研究者が
DXにまったく関わらない
というのは、
現実的ではない。


研究者がやらなくていいこと

一方で、
研究者が
全部やる必要もありません。

  • システム設計

  • ツール選定の細部

  • 運用ルールの管理

ここまで抱え込むと、
研究が止まります。

研究者は、
「課題を言語化する役割」
までで十分だと感じます。


DX推進側に求められるもの

DX推進側は、

を考える立場です。

研究者の要望を、
そのまま形にするのではなく、

  • 何が本質か

  • どこまで共通化できるか

ここを整理する役割。

研究者とDX推進側が、
役割を分けないと、
どちらも疲弊します。


うまくいく関係は「伴走」

理想的なのは、
丸投げでも、
全部自分でやるでもない。

  • 研究者が課題を出す

  • DX側が形にする

  • 現場で試して、修正する

この往復がある状態。

DXは、
一度作って終わりではありません。
伴走が必要です。


若手研究者としての立ち位置

若手研究者にとっては、

  • DXの専門家になる必要はない

  • でも無関心でもいられない

この中間が、
ちょうどいい。

自分の研究が、
どんな仕組みに
支えられているのか。

そこに関心を持つだけでも、
DXとの距離は
ぐっと縮まります。


今の自分が思うこと

DXは、
研究者の仕事を奪うものではなく、
支えるもの。

研究者は、
現場の声を出す役割。

それだけでも、
DXには十分貢献できる。

そう思えるようになって、
DXへの抵抗感が
少し減りました。


今日のまとめ(Lv17)

  • 研究者は課題を言語化する役割を担う

  • すべてを背負う必要はない

  • DXは伴走が前提


次に考えること(Lv18予告)

次は、
感情の話です。

研究所DXで必ず出てくる「抵抗感」の正体。
なぜ反対や無関心が生まれるのかを考えます。

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