研究者のDX学習帳

材料メーカー研究所の若手が未経験から本気で学ぶ等身大のDX成長記録

Lv26:研究者が知っておくべき「経営の言葉」

― DXを学んで初めて見えてきたこと ―

この記事でわかること

  • 研究者と経営の会話が噛み合わない理由

  • 経営でよく使われる言葉の意味

  • 研究者視点での捉え方


はじめに

DXの話に関わるようになって、
強く感じることがあります。

「同じ日本語なのに、
意味が違う。」

研究者と経営では、
言葉の使い方が違う。

この違いを知らないと、
いくら良い研究をしていても、
伝わらない。

そんな実感から、
経営の言葉について
整理してみました。


「価値」という言葉

研究者にとっての価値は、

  • 技術的な新しさ

  • 難しさ

  • 再現性

が中心です。

一方、経営で言う価値は、

  • 顧客にとって意味があるか

  • お金を払う理由になるか

  • 継続性があるか

技術の価値と、
事業の価値は、
別物。

ここを混同すると、
話はすれ違います。


「スピード」という言葉

研究では、

  • 正確さ

  • 確実さ

が重視されます。

経営で言うスピードは、

  • 早く判断する

  • 早く試す

  • 早く修正する

完璧を待たない。

この違いを理解しないと、
研究者は
無理な要求に感じてしまいます。


「リスク」という言葉

研究者にとってのリスクは、

  • 技術的失敗

  • 再現しないこと

が中心。

経営で言うリスクは、

  • 投資回収できない

  • 機会を逃す

  • 遅れること

失敗しないことより、
動かないことの方が
リスクになる場合もあります。


選択と集中」という言葉

研究者は、
可能性を広げたくなります。

経営は、

  • 何をやるか

  • 何をやらないか

を決める必要があります。

ここで衝突が起きやすい。

でもDXの視点では、
研究の選択肢を
整理して見せることが、
意思決定を助けます。


経営の言葉は「敵」ではない

経営の言葉は、
研究を否定するものではありません。

立場が違うだけ。

研究者が
経営の言葉を少し理解するだけで、
会話は驚くほど楽になります。

DXは、
その翻訳を
助けてくれます。


今の自分が思うこと

研究者が
経営者になる必要はありません。

でも、
経営の言葉を
知っている研究者は、
圧倒的に強い。

DXを学ぶ過程で、
その重要性を
実感しています。


今日のまとめ(Lv26)

  • 研究と経営では言葉の意味が違う

  • 経営の言葉は判断のためのもの

  • 理解するだけで会話が変わる


次に考えること(Lv27予告)

次は、
研究成果そのものに戻ります。

研究成果は、どうDXで橋渡しされるのか。
研究と事業をつなぐ仕組みを考えます。

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