研究者のDX学習帳

材料メーカー研究所の若手が未経験から本気で学ぶ等身大のDX成長記録

Lv30:DX時代に研究者に求められる役割

― スキルではなく、立ち位置の話 ―

この記事でわかること

  • DX時代に研究者の役割が変わる理由

  • 求められる立ち位置の変化

  • 研究者として意識したいこと


はじめに

DXの話になると、
こんな不安を感じることがあります。

「自分は、
何を求められているのだろう。」

プログラミングか。
データ分析か。

そう考えがちですが、
必ずしも
スキルの話だけではありません。

役割の話です。


「専門家」だけでは足りなくなる

これまで研究者は、

  • 専門を深める

  • 技術を磨く

この役割が
中心でした。

DX時代も、
専門性は重要。

ただし、
専門だけで
完結しなくなっています。


求められるのは「つなぐ役」

DX時代に
研究者に求められるのは、

  • 技術と事業

  • 現場と全社

  • 過去と未来

をつなぐ役。

自分が全部やる
必要はありません。

でも、

  • 相手の言葉が分かる

  • 背景を説明できる

この立ち位置は、
価値があります。


判断に関わる場面が増える

DXが進むと、

  • データが見える

  • 選択肢が増える

その分、
判断の場面が増えます。

研究者の知見が、
判断材料として
求められる。

これは、
責任が増える一方で、
影響力も増える
ということです。


DXは主役を変えない

DXが進んでも、
研究者が
不要になるわけではありません。

主役は、
あくまで人。

DXは、
人の判断を
支える道具です。

ここを見誤ると、
DXは苦しくなります。


自分の立ち位置を少し広げる

全部を
完璧にできる
必要はありません。

  • 自分の専門を軸に

  • 少しだけ視野を広げる

それだけで、
DX時代の研究者として
十分意味がある。


今の自分が思うこと

DXは、
研究者に
新しい役割を
押し付けるものではありません。

もともと持っていた
考える力や
整理する力を、
別の形で
使うだけ。

そう考えると、
少し楽になります。


今日のまとめ(Lv30)

  • DX時代は立ち位置が変わる

  • つなぐ役が価値を持つ

  • 専門性は依然として重要


次に考えること(Lv31予告)

ここからは、
少し実務寄りに入ります。

研究所でよくあるDXテーマの全体像。
何から手をつけやすいのかを整理します。

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