研究者のDX学習帳

材料メーカー研究所の若手が未経験から本気で学ぶ等身大のDX成長記録

Lv31:研究所DXテーマの全体像

― まずは全体像 ―

この記事でわかること

  • 研究所DXにどんなテーマがあるのか

  • よく混同されがちなDXの種類

  • 研究者が最初に持つべき視点


はじめに

DXの話を聞いていると、
こんな感覚になることがあります。

「結局、
何から考えればいいのか分からない。」

  • 実験の話

  • データの話

  • 業務効率の話

  • AIの話

話題がバラバラで、
全体像が見えない。

そこでまずは、
研究所DXの
地図を作ってみます。


研究所DXは一つではない

研究所DXという言葉は、
とても広い。

一括りにすると、
余計に分からなくなります。

今の自分の理解では、
研究所DXは
大きく4つに分けられます。

  • 実験DX

  • データDX

  • 業務DX

  • 判断DX

どれもDXですが、
目的も対象も違います。


実験DX

実験DXは、

  • 実験の進め方

  • 条件管理

  • 再現性

に関わるDX。

装置の自動化だけが
実験DXではありません。

「実験がどう組み立てられているか」
その構造を
扱うのが実験DXです。


データDX

データDXは、

  • 実験データ

  • 評価データ

  • 過去の記録

をどう扱うか。

ここで重要なのは、
分析手法よりも前。

  • どこにあるのか

  • 誰が分かるのか

  • どういう意味のデータか

この整理がないと、
DXは進みません。


業務DX

研究所の仕事は、
研究だけではありません。

  • 申請

  • 報告

  • 調整

  • 管理

こうした周辺業務も、
研究時間を
大きく左右します。

業務DXは地味ですが、
効き目が分かりやすい。


判断DX

判断DXは、

  • テーマ選定

  • 継続・中止判断

  • 投資判断

に関わるDX。

データや情報を、
判断に使える形にする。

ここは、
研究と経営が
最も近づく領域です。


どれが正解、ではない

大事なのは、
どれが一番すごいか
ではありません。

  • どこに課題があるか

  • 今どこで困っているか

によって、
最初に手をつけるDXは変わります。

地図があると、
現在地が分かる。

それだけで、
DXは少し楽になります。


今の自分が思うこと

DXの話が
難しく感じるのは、
全体像を
持たないまま
議論しているから。

研究所DXも、
ちゃんと分解すれば、
理解できる。

まずは地図を持つ。
それが、
最初のDXだと思います。


今日のまとめ(Lv31)

  • 研究所DXには複数の種類がある

  • 実験・データ・業務・判断に分けて考える

  • まずは全体像を持つことが大切


次に考えること(Lv32予告)

次は、
一番イメージしやすいところから。

実験DXとは何か。
自動化ではない実験DXの話をします。

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