研究者のDX学習帳

材料メーカー研究所の若手が未経験から本気で学ぶ等身大のDX成長記録

Lv42:研究所DXのゴールは何か

― 「良い状態」を言葉にする ―

この記事でわかること

  • 研究所DXにおけるゴールの考え方

  • 数値目標では測れないDXの目的

  • ゴールを言語化する意味


はじめに

DXを設計しようとすると、
必ず出てくるのが
ゴールの話です。

  • 何を目指すのか

  • どこに向かうのか

でも研究所DXでは、
この問いが
意外と難しい。

売上や利益のように、
単純な数字で
表せないからです。


ゴールを数値で決めにくい理由

研究所DXの成果は、

  • 研究の質

  • 判断の精度

  • 混乱の少なさ

こうした
状態の変化として
現れます。

これを
最初から
数値に落とすのは、
無理があります。


ゴールは「状態」で考える

そこで必要になるのが、
状態としてのゴールです。

例えば、

  • 必要な情報にすぐ辿り着ける

  • 研究の状況が共有されている

  • 判断の前提が揃っている

完璧でなくていい。

「今より良い状態」を
言葉にすることが、
DXのゴールになります。


状態のゴールがあると何が変わるか

ゴールが
状態として定まると、

  • これは近づいているか

  • これは遠ざかっているか

判断しやすくなります。

数値がなくても、
進んでいる感覚を
持てるようになります。


ゴールは一つでなくていい

研究所DXのゴールは、
一つである必要はありません。

  • 短期の状態

  • 中期の状態

  • 理想の状態

いくつか並べて、
少しずつ
近づいていけばいい。

研究と同じです。


ゴールは後から変わる

大事なのは、
ゴールを
固定しすぎないこと。

DXを進めると、

  • 見えてくること

  • 分かってくること

が増えます。

ゴールが
変わるのは、
失敗ではありません。

学習の結果です。


今の自分が思うこと

DXのゴールを
考えることは、
自分たちの研究所を
どうしたいかを
考えること。

少し大きな話ですが、
避けて通れません。

言葉にできると、
DXは
一気に現実的になります。


今日のまとめ(Lv42)

  • 研究所DXのゴールは状態で考える

  • 数値に無理に落とさなくていい

  • ゴールは変わってもいい


次に考えること(Lv43予告)

次は、
範囲の話です。

研究所DXのスコープを決める。
やらないことを考えます。

前の記事:Lv41:研究所DXに「設計」が必要な理由
次の記事:Lv43:研究所DXのスコープを決める
この章の一覧を見る(Lv31〜Lv40)
全体ロードマップを見る(Lv1〜100)

本ブログは「研究者のDX学習帳」。 材料メーカー研究所の若手が、DXを未経験から本気で学ぶ等身大の成長記録です。