
― 「良い状態」を言葉にする ―
この記事でわかること
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研究所DXにおけるゴールの考え方
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数値目標では測れないDXの目的
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ゴールを言語化する意味
はじめに
DXを設計しようとすると、
必ず出てくるのが
ゴールの話です。
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何を目指すのか
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どこに向かうのか
でも研究所DXでは、
この問いが
意外と難しい。
売上や利益のように、
単純な数字で
表せないからです。
ゴールを数値で決めにくい理由
研究所DXの成果は、
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研究の質
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判断の精度
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混乱の少なさ
こうした
状態の変化として
現れます。
これを
最初から
数値に落とすのは、
無理があります。
ゴールは「状態」で考える
そこで必要になるのが、
状態としてのゴールです。
例えば、
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必要な情報にすぐ辿り着ける
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研究の状況が共有されている
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判断の前提が揃っている
完璧でなくていい。
「今より良い状態」を
言葉にすることが、
DXのゴールになります。
状態のゴールがあると何が変わるか
ゴールが
状態として定まると、
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これは近づいているか
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これは遠ざかっているか
判断しやすくなります。
数値がなくても、
進んでいる感覚を
持てるようになります。
ゴールは一つでなくていい
研究所DXのゴールは、
一つである必要はありません。
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短期の状態
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中期の状態
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理想の状態
いくつか並べて、
少しずつ
近づいていけばいい。
研究と同じです。
ゴールは後から変わる
大事なのは、
ゴールを
固定しすぎないこと。
DXを進めると、
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見えてくること
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分かってくること
が増えます。
ゴールが
変わるのは、
失敗ではありません。
学習の結果です。
今の自分が思うこと
DXのゴールを
考えることは、
自分たちの研究所を
どうしたいかを
考えること。
少し大きな話ですが、
避けて通れません。
言葉にできると、
DXは
一気に現実的になります。
今日のまとめ(Lv42)
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研究所DXのゴールは状態で考える
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数値に無理に落とさなくていい
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ゴールは変わってもいい
次に考えること(Lv43予告)
次は、
範囲の話です。
研究所DXのスコープを決める。
やらないことを考えます。
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