研究者のDX学習帳

材料メーカー研究所の若手が未経験から本気で学ぶ等身大のDX成長記録

Lv43:研究所DXのスコープを決める

― やらないことを決める勇気 ―

この記事でわかること

  • なぜDXの範囲を決める必要があるのか

  • スコープが曖昧なDXの問題点

  • 研究所DXにおける現実的な線引き


はじめに

DXを設計し始めると、
必ず出てくる誘惑があります。

「あれもできそう」
「これも変えられそう」

可能性が見えるのは、
悪いことではありません。

でも、
全部やろうとすると、
DXは止まります。


スコープが曖昧だと起きること

DXのスコープが
曖昧なまま進むと、

  • どこまでやるのか分からない

  • 誰が対象か分からない

  • 終わりが見えない

結果として、

  • 疲れる

  • 進まない

  • 途中で諦める

これは、
能力の問題ではありません。


やらないことを決める

スコープを決めるとは、
やることを決める以上に、
やらないことを決めること。

例えば、

  • 今回は特定テーマだけ

  • 今回は一部の業務だけ

  • 今回は情報整理まで

こうした線引きが、
DXを現実的にします。


研究所DXの典型的なスコープ

研究所DXでは、
よくあるスコープがあります。

  • 特定プロジェクト単位

  • 特定部署内

  • 特定フェーズだけ

全研究所を
一気に変えようとしない。

これは、
とても大事です。


スコープは仮でいい

スコープは、
最初から
正解である必要はありません。

  • やってみて狭すぎた

  • 思ったより広かった

そう感じたら、
調整すればいい。

設計とは、
固定ではなく
調整の前提です。


スコープがあると説明しやすい

スコープが決まると、

  • 関係者に説明しやすい

  • 期待値が揃う

  • 不安が減る

DXが
暴走しにくくなります。


今の自分が思うこと

DXを進めるとき、
勇気がいるのは
始めることより、
絞ること。

でも、
絞ったDXの方が、
確実に
前に進みます。

今は、
そう実感しています。


今日のまとめ(Lv43)

  • DXは範囲を決めないと進まない

  • やらないことを決めるのが設計

  • スコープは後から調整できる


次に考えること(Lv44予告)

次は、
研究そのものを
眺め直します。

研究フローをDX視点で分解する。
どこに余地があるかを考えます。

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