
― うまく使えない理由は後工程にある ―
この記事でわかること
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なぜデータ活用がうまくいかないのか
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データ設計という考え方
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研究所DXにおけるデータの位置づけ
はじめに
DXの話になると、
必ず出てくるのが
データです。
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データを集める
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データを活かす
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データ駆動
でも研究所では、
データがあっても
うまく使えないことが多い。
理由は、
作り方にあります。
データは後から整えられない
研究データは、
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実験の結果
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観測の記録
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計算の出力
一度作られると、
後から
意味を変えられません。
形式は直せても、
文脈は戻らない。
ここが、
研究データの
難しいところです。
データ設計とは何か
データ設計とは、
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何のためのデータか
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どう使われるか
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誰が見るか
これを
事前に考えること。
難しい設計書ではなく、
頭の中の整理で十分です。
設計されていないデータの末路
設計されていないデータは、
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見返されない
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使い回せない
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説明に使えない
結果として、
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また実験する
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同じ議論を繰り返す
これは、
研究者なら
誰でも経験があります。
少し考えるだけで変わる
データ設計は、
大げさである必要はありません。
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後で自分が見るか
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他の人が見るか
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判断に使うか
これを
少し考えるだけで、
データの形は変わります。
データDXは設計から始まる
データDXは、
分析手法や
ツールの話ではありません。
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作り方
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残し方
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つなげ方
ここが
整っていないと、
何も始まりません。
今の自分が思うこと
データは、
研究の副産物ではありません。
研究の一部。
だからこそ、
実験計画と同じように、
データも
計画して作る。
DXを学んで、
そう考えるようになりました。
今日のまとめ(Lv45)
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データは作る前に考える
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設計されていないデータは使えない
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データDXは設計が前提
次に考えること(Lv46予告)
次は、
多くの人が気になる話です。
ツール選定より先に考えること。
なぜツールから入ると失敗するのかを整理します。
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