この章について
DXを進め続けていると、
ある地点で必ず限界が見えてきます。
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個人では決められない
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予算が動かない
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評価につながらない
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組織の壁を越えられない
それは失敗ではありません。
DXが次の段階に入ったサインです。
この章では、
研究所DXを
「個人の取り組み」から
組織と経営のテーマとして捉え直します。
なぜ組織と経営の視点が必要なのか
研究所DXは、
現場だけでは完結しません。
なぜなら、
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研究テーマは経営戦略とつながっている
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評価制度が行動を左右する
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予算と権限は経営が握っている
からです。
現場でどれだけ頑張っても、
組織の構造とズレていれば、
DXは広がりません。
この章は、
そのズレを言語化する章です。
この章で扱うテーマ
Lv61〜Lv70では、
研究所DXを「組織の文脈」で整理します。
・研究所DXと経営はなぜつながるのか
・研究所はなぜ変わりにくいのか
・評価制度とDXの相性
・経営が見ているDX、現場が見ているDX
・縦割り組織と研究所DX
さらに、
・研究所DXと予算の現実
・DX人材はどこから来るのか
・決められないDXの正体
・ベンダー・外注との付き合い方
といった、
現実的で避けられない論点も扱います。
「正しさ」だけではDXは進まない
この章で強調したいのは、
DXは正論だけでは進まない、ということです。
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組織には歴史がある
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評価制度には理由がある
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経営には制約がある
それらを無視すると、
DXは「理想論」になります。
この章では、
組織の事情を理解した上で
どう動くかを考えます。
この章の特徴
この章の特徴は、
現場目線と経営目線の
ズレを埋めることにあります。
どちらかを否定するのではなく、
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なぜそう見えるのか
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何が違っているのか
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どう翻訳すれば伝わるのか
を整理していきます。
こんな方におすすめ
この章は、次のような方に向いています。
・DXを進めているが組織の壁を感じている方
・評価や予算で悩んでいる方
・経営層との対話に不安がある方
・DXを広げたいが方法がわからない方
現場・企画・マネジメント、
どの立場でも意味のある章です。
記事一覧(Lv61〜Lv70)
組織と経営の視点
現実と向き合うDX
読み進め方のおすすめ
Lv61〜65で
組織構造の理解を深め、
Lv66〜70で
現実との折り合いを考える。
この順で読むと、
DXが一段「大きな話」になります。
次の章へ
組織の視点が入ると、
次に問われるのはこれです。
DXは、文化として根づくのか?
次の章
「研究所DXを文化にする(Lv71〜Lv80)」 では、
仕組みを超えて
人の行動が変わる瞬間を扱います。