
― このブログの全体像 ―
はじめに
このブログは、「DXとは何か」を分かりやすく解説する場所ではありません。
また、最新ツールや成功事例を紹介するブログでもありません。
このブログが扱っているのは、
研究所という現場で、DXとどう向き合い、どう考え、どう進めていくのか
という、かなり地味で、しかし避けて通れないテーマです。
このブログについて
このブログは、
材料メーカーの研究所で働く一研究者が、
DX未経験から本気でDXを学び、考え、悩み、整理してきた記録です。
私はこれまで、研究者として専門分野の知識や実験には向き合ってきましたが、
DXについては、正直なところ「よく分からないもの」でした。
それでも、
会社ではDXという言葉が繰り返し使われ、
研究所にもDXの波が確実に押し寄せてきています。
「DXとは何なのか」
「研究者の仕事とどう関係するのか」
「結局、何から始めればいいのか」
そうした疑問に対して、
誰かの成功事例や理想論ではなく、
研究現場で感じた違和感や失敗も含めて、
等身大の視点で整理していく。
それが、このブログの目的です。
DXを「分かったつもり」で終わらせず、
研究者として、現場の一員として、自分の頭で考え続けるための記録。
それが、このLv1〜100の連載です。
このロードマップの読み方
このブログはLv1からLv100まで、順番に読み進める設計になっています。
ただし、必ずしもLv1から読む必要はありません。
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途中のレベルから読んでもよい
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気になるテーマだけ拾い読みしてもよい
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行き詰まったときに戻ってきてもよい
そのために、まず「全体の地図」を用意しました。
DXのきほんと研究者の違和感(Lv1〜Lv10)
最初の10記事では、DXという言葉そのものと向き合います。
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DXはIT化なのか
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なぜ会社はこれほどDXと言い続けるのか
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研究者の仕事はどう変わるのか
ここでは、DXを肯定も否定もしません。
まずは「なぜ分かりにくいのか」を整理するところから始めます。
研究所DXの具体テーマと現実(Lv11〜Lv30)
次に扱うのは、研究所DXの現場でよく起きる話です。
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データ活用が進まない理由
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属人化がなぜ問題になるのか
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ツール導入が失敗する典型パターン
理想論ではなく、
「研究所で実際に起きがちなこと」を、できるだけ現実的に言語化していきます。
研究所DXの全体像と整理(Lv31〜Lv40)
ここでは、研究所DXをテーマ別に分解します。
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実験DX
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データDX
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業務DX
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判断DX
DXを一つの言葉で捉えるのではなく、
どの領域で、何が変わるのかを整理するフェーズです。
研究所DXの設計とロードマップ(Lv41〜Lv50)
DXは、進め方を間違えると簡単に迷走します。
このパートでは、「設計」という考え方を扱います。
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ゴールは何か
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スコープをどこまでにするか
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ロードマップをどう描くか
ツール選定より前に考えるべきことを、丁寧に掘り下げます。
研究所DXの進め方と実践(Lv51〜Lv60)
設計したDXを、どう現場で動かすのか。
ここでは「進める人」の視点を扱います。
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最初の一歩でつまずかないために
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小さな成功をどう作るか
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抵抗や孤独とどう向き合うか
DXを仕事として続けることの難しさと現実を、正直に書いています。
組織と経営で考える(lv61-70)
DXは、現場だけでは完結しません。
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評価制度
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予算
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縦割り組織
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経営の視点
研究所DXが、なぜ経営と切り離せないのかを整理していきます。
研究所DXを文化にする(Lv71〜Lv80)
DXは、仕組みを入れただけでは根づきません。
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空気が変わる瞬間
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失敗の扱い方
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続くDX、続かないDX
ここでは、「文化」という少し曖昧なテーマを、できるだけ具体的に扱います。
研究所DXと価値創出(Lv81〜Lv90)
DXは効率化で終わるものではありません。
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研究所DXは事業につながるのか
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顧客価値とは何か
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研究所は外に出て価値を生めるのか
DXが「価値」に変わる瞬間を考えます。
DXと研究者のキャリア(Lv91〜100)
最後は、研究者自身の話です。
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DXはキャリアをどう変えるのか
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専門性とどう両立するのか
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学び続けるという選択
DXを学んだあと、何が残るのか。
そして、なぜこのブログを書き続けているのか。
その答えを、最後にまとめます。
どこから読めばいいか迷ったら
必要なところから、自由に読んでください。
はじめての方へ
このブログは、Lv1からLv100まで、
DX学習の流れに沿って記事を並べています。
すべてを順番に読む必要はありません。
もし初めて訪れた方は、
まず以下の記事から読むことをおすすめします。
DXに対する不安や違和感が、
少し整理されるはずです。
おわりに
DXは、一度学べば終わるものではありません。
考え続けるしかないテーマです。
このLv1〜100が、
研究者としてDXと向き合うための思考の整理に役立てば幸いです。